現役行政書士が制作する開業者向けホームページ、士業ウェブへようこそ。
今回は行政書士が無料ブログを使うことのデメリットについて考えてみたいと思います。
評価されるのは運営会社です
良いコンテンツや、こまめな更新によってウェブの中での評価は上がると言われていますが、ドメインに対する評価という視点で考えると、あなたへの評価ではなく、運営会社(Amebaやlivedoor、fc2等)への評価ということになります。
検閲リスクとサービス打ち切りのリスク
コツコツ頑張って良い記事を書いて、読者を増やし、問合せもいくつか入るようになってきた所でブログ削除、という可能性も0ではありません。利用規約を隅々まで読み込んで理解し、疑義のあるところは問合せして確認したうえでブログを書いているかたはどのぐらいいるでしょうか。
ほとんどいらっしゃらないと思います。
以前、セミナーの告知等が規約違反の恐れがある、という記事を書きました。
おそらく特定の基準に従ってチェックをかけ、ひっかかったものは無差別に対処していると予想されます。幸い、まだ行政書士のブログが閉鎖に追い込まれたという話は耳にしていませんが、運営者が基準を変えてしまえば処分対象になるブログはいくつも出てくるでしょう。
ブログの突然の仕様変更、メンテナンス
もうひとつ頭に入れておきたいのが、サービスそのものの打ち切りです。過去にも大手ブログサービスが打ち切りになったケースがありました。
そうなるとあなたがそこでコツコツ積み上げてきたものが全て無駄になります。URLも変わりますし、デザインも大きく変わらざるを得ないでしょう。
また、「メンテナンス」という名目である時間帯、サービスが完全に停止して全く閲覧できないようになることがあります。
たいていは深夜の閲覧者が少ない時間帯に行われるのですが、そのメンテナンス時間中は誰もあなたのページを見ることができない状態です。
中には毎週のようにメンテナンスを行っていて、サービスが停止しているところもあると聞きます。無料のサービスですから仕方ないと割り切るしかありません。
とはいえ、ブログのメリットはとても大きい
ブログは、大きな武器に成り得ます。集客につなげることも可能です。それは無料・有料を問いません。無料のブログでキッチリ集客し、売り上げを上げている先生も沢山いらっしゃいます。
無料のサービスにはそれなりの制約がありますが、それらのデメリットをきちんと認識できていればいいのではないかと思います。