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以前、こちらで開業時の事務所設備についてPCの選び方を中心に記事を書きました。
PCに限らず、開業時に揃える設備・備品については頭を悩ませる問題です。
開業前ですから、誰かに相談しようにも同業者の知り合いも限られますし、その方も同じように悩みつつ、どれがいいのか、という明確な答えを持ち合わせていないこともあるでしょう。
仮にアドバイスを貰えたとしても、取扱い業務や事務所の運営方法などはやはり人によって違いますから、参考程度にしておくのが望ましいところでもあります。
建設業などの許認可を中心にされている事務所と、相続などの民事法務を中心にされている事務所では、おのずと求められるものが違ってきます。
全部、自前で用意しておく必要はありません
たまにしか使わないけど、必要なものってありますよね。大判印刷が可能な複合機などが代表例でしょうか。
開業時にはこの「あればいつか使うんだろうけど、非常に高価なもの」が沢山出てきます。
ただ、見方を変えれば「なくても普段困ることはそれほどない」というものです。
コンビニやオフィスコンビニを上手く活用する
オフィス街には24時間営業で印刷、コピー、DTPサービスを提供しているKINKOSのようなオフィスコンビニが沢山あります。
たまにしか使わないのなら思い切ってそこでカバーしてしまうのも1つの手です。
オフィス街ではない所でもコンビニはあるでしょう。最近のコンビニは印刷等のサービスにも力を入れています。
これらを上手に活用すれば、最低限の機能さえ満たせばよいのですから高価で場所もとる複合機を用意しなくても良くなります。
最小限の出費で開業し、軌道に乗ってきたり、業務上頻繁に使うことが明らかになってきた段階で改めて設備投資を検討すると良いのではないでしょうか?
開業時に焦って導入する必要がないものがいくつかあります。それらの見極めが開業時のコストカットの鍵ではないかと思います。