行政書士事務所開業のための準備【設備その3】

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前回に引き続き、開業時に揃える設備について第3回目です。

行政書士事務所の書庫とは

行政書士事務所開業の際に事務所に備え付けられているべきものとして、電話機やFAX等の家電製品だけでなく、デスク、応接セット、書庫、等もあげられます。

書庫」って何?と思われた方はいらっしゃいませんか?

書庫とは、通常の本棚では不可のケースが多いでしょう。要は「カギのかかる、書類保管庫」とお考えください。なぜ、通常の本棚ではダメなのかは行政書士が取り扱うものがどういうものかを考えればすぐにわかるでしょう。

行政書士業務に最適なデスク

行政書士業務は資料や書類等を沢山使います。そのため、広いデスクの方が効率的に業務を進められます。士業事務所勤務経験のある方ならご存知でしょうが、かなり多くの書類を使いながら業務を進めることになります。小さいデスクだとすぐ手狭になります。デスク上にはノートPC・キーボードを置くのですから、ちょっと大きすぎる位のものを選んで丁度良いかもしれません。

デスク上にはたいてい下記のようなものが常時置かれることになるかと思われます。

  • PC(キーボード・マウス)
  • 電話機
  • メモ用紙
  • よく使う文房具
  • 資料・進行中の案件ファイル
  • 電卓

さらにここに飲み物を置きますよね?ひっかけて倒してしまわないように…と考えるとかなりの広さがいることがおわかりになるかと思います。

ご参考までに私は、900mm×1800mmを使っていますが、広すぎると感じたことはありません。

行政書士事務所の応接セット

行政書士事務所に必要な応接セットとはどのようなものでしょう。実は比較的簡素なもので賄えるのは応接セットだと思っています。要は応接できるスペースがあればいいので、小さいテーブルとイスで十分です。会社等に置いてあるような重厚なソファとローテーブルは不要です。

開業当初はコストを極限まで切り下げたいでしょうし、重厚な応接セットは売上が十分上がってきて、広いオフィスに移転してからでも十分です。

執務用デスクと応接セットなら、執務用デスクに比重を置いた方が何かと良い点が多いと言えます。

戦略として、応接セットにお金をかけるのはあり

といいつつも、「来所していただいたお客様をできるかぎりおもてなししたい」という考えで応接セットを優先するのは構わないと思います。足を運んで頂きやすい事務所というブランディングをするわけですね。

このあたりは、貴方がどういう業務を主力とするのか、どういったお客様にアプローチしていくのかによって変わってきますので、じっくり検討して決めて下さいね。

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