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来年2014年4月にWindowsXPのサポートが終了することを以前お伝えしました。
OSのバージョン違いよりも問題になりやすいことの1つに、ソフトのバージョン違いがあります。
なかでもMicrosoftWordやMicrosoftExcel等のOffice系ソフトはバージョン2007から、ファイルの保存形式が変わりました。2003バージョンまでの「.doc」「.xls」の末尾に『x』がつき、それぞれ「.docx」「.xlsx」となりました(全てのOffice系ソフトも同様)。
WordやExcelファイルが「ファイル形式が不明」などと言われて開けなかったということはありませんか?
今でもちょくちょく見かけるのが、この保存形式違いによるものです。
新バージョンを買う必要はありません
実は、docxやxlsxを開くために2007バージョンを買う必要は有りません。
相手が2003以前のバージョンを使用していることが明らかなら、保存する際の形式を1997→2003バージョンで保存するというのも一つの方法です。
あなたが2003以前のバージョンを使っているなら、いちいち先方に「旧バージョンの.doc形式で送ってください」と言っていませんか?
できればこういう内容に直接関係のないやりとりは減らしたいですよね。
ちゃんと対応策が用意されています
Microsoftがきちんと互換機能をサポートしてくれています。こちらをインストールすれば、2003以前の旧バージョンを使用していても、新バージョンで作成された「.docx」や「.xlsx」を開くことができます。
とはいえ、WindowsXPのサポートも終了しますし、古いバージョンのソフトを使い続けることはセキュリティ上の問題もあります。
ただ、私たちの業界はIT導入が遅れている業界ですし、官公庁とのやりとり上、古いバージョンのシステムを使わざるを得ないケースがまだまだ多いですから、上手に活用していく必要がありますね。