使いやすく、人気の高いWindowsXP。
長らく多くの人に愛用されてきましたが、Microsoftのサポートが来年4月に終了します。
今年に入ってからは、PCショップに新品が入荷するたびに完売してしまうという事態も起きているというくらい人気の高いOSでしたが、いよいよその役目を終える時が来たようです。
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この業界ならではの悩ましい事情
私たちの業界特有の事情として、官庁のシステム要件が古い、という点があります。
データで提出する場合はフロッピーに入れて…という話もまだ聞きます。
そのため、フロッピードライブ搭載の古いPCを未だに処分できない、という事務所さまもまだあるのではないでしょうか?
延々と続くいたちごっこ
新しいOSになると使いにくいから…といつまでも古いOSやソフトを使っていると、今度は別の問題が発生します。ハッキングやコンピューターウィルスの標的になってしまうのです。
セキュリティの抜け道を突いてウィルスやスパイウェアなどが侵入してきます。
小さな手直しで済む問題もあれば、根本的に仕組みを変えないと防げないものまで様々です。OSを新しくするというのは最新のセキュリティ対策を講じているのに近いと言えます。
実感しにくい点ではありますが、凄く重要なことでもあります。
趣味で使用しているPCならそれほど大きな問題になることもないでしょう。
しかし、私たちはとてもデリケートな個人情報や書類をPCで保管しています。
それらが万が一漏洩してしまったら…という視点で見ると、「あなたが使いやすいかどうか」だけではいけないということがわかってきます。