前回の記事で更新しやすいしくみが大切だといいました。
【前回記事】更新しやすいホームページとは
毎日、そんなに書き続けることないよ…、とお感じになられたかもしれません。
更新する、ということは何も新しく何か書き加えるだけではありません。公開前にチェックしているはずなのに誤字脱字を見つけた、とか、この書き方だとちょっと伝わりにくいかなと思った、といったようなことが必ず出てきます。
その際により良いと思うものに改善していくというのも立派な更新です。やっぱり前の方が良かった、と思い直したらまたもとに戻せば良いのです。
実際どちらが良いかは明確にデータで出ないことも多いですから、本当に良くなったかどうかは分かりにくいのですが、「こうすればもっと良くなるんじゃないか」という視点を持ち続けることは重要です。
ひとつひとつの改善はものすごく微々たるものだったとしても、そういう視点をもって地道にコツコツ積み重ねていくのとそういう努力を全くしないのとでは、気付けば埋めがたいほどの差になっていたりします。
ウェブやテクノロジーの分野に関して、ボタン1つで何でも簡単に変えられて成果はバラ色…という勘違いがとても多いのですが、そんなことはありえないと思ってください。努力の仕方が変わっただけです。地道な積み重ねに勝るものはそうそうありません。
もちろん、間違った方向に積み重ねてしまうと全く意味のないことになってしまうのですが…。